3 Jun 2019

講演会「バズィル・トゥイスト『道具返し』」 2019年6月14日(金)18:00

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徳島県や淡路島などの阿波地方に伝わる伝統的な舞台芸術技法「道具返し」にインスピレーションを受け、2003年に独自の作品『道具返し』を作成した、アメリカを代表する現代人形劇作家バズィル・トゥイスト。襖が次々と開かれ、畳の座敷が奥へ奥へと限りなく続いていく美しい『道具返し』の映像を映画『梅の木の俳句/Haiku on a Plum Tree』(2016年、ムージャ・マライーニ・メレヒ監督)の中でご覧になり印象に残っている方も多いのではないでしょうか。現在、ローマのアメリカン・アカデミーに滞在中のトゥイスト氏に、作品『道具返し』についてや日本との関係をお話いただきます。講演言語、英語(イタリア語通訳付き)。


道具返し

dogu_backstage徳島県や淡路島などの阿波地方に伝わる、遠近法を用いた舞台技術。
さまざまな場面の描かれた襖絵を幾重にも重ねて舞台上に設置したもので、カラクリを用いて左右に襖を開いていくと後方の襖絵が現れ、次々と場面が展開していく。平面に描かれた背景であるが、遠近法を巧みに利用し、目の錯覚で奥行きのある空間表現が可能となる。

 
 


バズィル・トゥイスト

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アメリカの人形遣い師の家庭に三代目として生まれる。フランス国立高等人形劇芸術学院を卒業。1998年には、ベルリオーズの『幻想交響曲』を用いての水の中で幻想的に布が舞う舞台作を発表。ロサンゼルス交響楽団、EOS Orchestraとも共演し、ニューヨークで上演された優れた舞台作品に遅れるオビー賞の受賞やグッゲンハイム・フェローにも選ばれた。2016年にはマッカーサー・フェローにも選ばれる。舞台・演劇界で全世界から注目を集めている。