24 Aug 2017

日本の現代写真 1970年代から今日まで-同時代へのまなざし 10月27日(金)~2018年1月5日(金)

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日本の現代写真 1970年代から今日まで-同時代へのまなざし
10月27日(金)~2018年1月5日(金)

★10/26(木)の17:00より、展覧会オープニングとしてのガイドツアー(伊語)を開催します。

近年、日本の写真表現に対する海外からの関心は、着実に高まりを見せています。それは単に、知られざるエキゾティックな写真表現への興味や、欧米中心に語られてきた「写真史」に対するオルタナティブといった側面からだけではなく、国境や文化の違いを越えて共感・享受される同時代の表現者たちの営みとして、日本の現代写真が受け容れられているということを示唆しています。この展覧会では、写真表現にさまざまな意味での変革が起きた60年代末から70年代初めの時期を、今日につながる日本の現代写真の起点ととらえ、それ以降の写真表現の展開を概観します。

展覧会は二つの章から構成されます。第一章「変容する社会」では、主に社会的な存在としての人々の姿をモティーフとする仕事、第二章「変容する風景」では、都市や郊外、自然の姿をめぐって為された仕事をそれぞれとりあげます。それらは高度経済成長期の終わりから世紀転換期までの、日本社会の変容をさまざまな視点から浮かび上がらせてくれるでしょう。またそれぞれの章を通じて、現実と向かい合いながら変容する、写真家たち自身の個のまなざしにも注目します。
本展では、日本固有の文脈を色濃く反映しつつ、世界的に共有されてきた同時代の写真表現の課題とも真摯に向かい合いながらつむぎだされてきた、日本の現代写真のエッセンスを呈示します。

[出品予定作家]
プロローグ:森山大道
第一章:東松照明、荒木経惟、北井一夫、橋口譲二、大西みつぐ、土田ヒロミ、潮田登久子、鬼海弘雄、瀬戸正人
第二章:山田脩二、伊奈英次、築地仁、小林のりお、川田喜久治、宮本隆司、神谷俊美、高梨豊、ホンマタカシ、市川美幸、田村彰英、柴田敏雄
エピローグ:鈴木理策

企画協力: 増田玲(東京国立近代美術館 主任研究員)

メイン画像> Masato Seto, From the series “picnic”, 2004