31 Oct 2016

日本住宅建築展 Japanese House: Architecture and Life after 1945 2016年11月9日- 2017年2月26日

/
Posted By
/
Comments0

会場:イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)

国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、2016年11月から2017年2月にかけて、イタリア・ローマにて「日本住宅建築展(Japanese House: Architecture and Life after 1945)」を開催いたします。

この展覧会は、日本とイタリアが1866年に日伊修好通商条約を締結してからちょうど150周年を迎える周年記念事業の一環として、イタリア初の国立現代美術館として2000年に設立された国立21世紀美術館(MAXXI)との共催により実施するものです。

日本では、毎年無数の住宅が作られており、国際的に活躍する日本人建築家の多くも住宅の設計に携わっていますが、これまで日本の「住宅」に特化した大規模な展覧会が海外で開催されることはほとんどありませんでした。本展は、戦後から今日までの日本の建築家56組による住宅建築を、400点を超える資料を通して体験していただくという大胆な試みです。

本展で紹介する75件の住宅は、単純に時系列で列挙されるのではなく、「日本性に対する批評」「量産と規格化」「町家」「軽さ」「都市の隙間」「家族への批評」などといった、13の系譜(genealogy)に位置づけられます。これにより、一見すると繋がりの見えづらい住宅どうしの関係性や、これまであまり知られていなかった建築の価値を浮かび上がらせ、表層的なデザイン性や新規性にとらわれず、一つ一つの建築やその関連性を、幅広い視座から、深みをもって眺めようとしています。

模型や図面、スケッチ、写真、映像、原寸大モックアップ、図書資料などの多彩な資料が一堂に会する、大変見ごたえのある展覧会となりました。戦後70年間で大きく変遷を遂げた日本社会において、「住まう」という最も根源的な人間の活動に対する建築家たちの取組みを、存分に読み取っていただくことができれば幸いです。

この展覧会は、ローマでの会期の後、ロンドン(バービカン・センター)及び東京(東京国立近代美術館)においても巡回展示される予定です。

概要日程概要

会期:2016年11月9日(水曜日)~2017年2月26日(日曜日)
会場:イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)
主催 : 独立行政法人 国際交流基金、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)
制作:独立行政法人国際交流基金、イタリア国立21世紀美術館(MAXXI)、バービカン・センター、東京国立近代美術館

キュレーター:
保坂健二朗(東京国立近代美術館主任研究員)
Pippo Ciorra(イタリア国立21世紀美術館 シニア・キュレーター)
Florence Ostende(バービカン・センター キュレーター)

学術協力
塚本由晴(アトリエ・ワン 東京工業大学教授)
藤岡洋保(東京工業大学名誉教授)

展示デザイン(ローマ会場)
アトリエ・ワン

協力 アリタリア・イタリア航空

alitalia

参加建築家・作家

相田武文、青木淳、東孝光、アトリエ・ワン(塚本由晴+貝島桃代)、阿部勤、安藤忠雄、五十嵐淳、生物建築舎(藤野高志)、生田勉、池辺陽、石上純也、石山修武、伊東豊雄、乾久美子、o+h(大西麻貴+百田有希)、大野勝彦、岡啓輔、柄沢祐輔、菊竹清訓、岸和郎、隈研吾+篠原聡子、黒川紀章、黒沢隆、金野千恵、坂倉準三、坂本一成、篠原一男、島田陽、白井晟一、清家清、妹島和世、丹下健三、手塚建築研究所(手塚貴晴+手塚由比)、ドット・アーキテクツ(家成俊勝+赤代武志)、中山英之、難波和彦、西沢大良、西沢立衛、西田司+中川エリカ、長谷川逸子、長谷川豪、畠山直哉、坂茂、広瀬鎌二、藤井博巳、藤本壮介、藤森照信、前川國男、増沢洵、宮本佳明、毛綱毅曠、山下和正、山本理顕、吉阪隆正、吉村順三、アントニン・レーモンド

巡回概要

ロンドン
会期:2017年3月23日(木曜日)~2017年6月25日(日曜日)
会場:バービカン・センター

東京
会期:2016年7月~2017年9月(予定)
会場:東京国立近代美術館

国際交流基金サイトはこちら

House NA Fujimoto 2742_credit_Iwan Baan_small

Sou Fujimoto Architects House NA (2011) Photo: Iwan Baan