9 Jan 2020

バチカンアーカイブから見る日伊交流の歴史 2020年1月24日(金)18:00

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後援:教皇庁文化評議会、在バチカン日本大使館

バチカン図書館所有の資料の調査研究成果を講演・ドキュメンタリーを通じご紹介します。

第1部 講演

1615年10月29日、支倉常長はローマ・クイリナーレ宮殿での教皇パウロ5世との謁見のためローマ入市の行進を行いました。第1部では、在野の歴史研究者ジュゼッペ・リッチョ氏およびマリアロザリア・ガルジューロ氏が、バチカン秘密文書館に保存された教皇の私的ダイアリーなどを紐解き、使節団の様子、支倉常長より教皇へ送られた贈答品について講演します。また支倉常長のローマ入市をテーマにした創作コンクールConfronta il tuo talento artistico con la storiaのご紹介もします。(講演言語:イタリア語)

第2部 ドキュメンタリー上映

「マレガ文書 時を越えて(第2集)<改訂版>」(©matronFILM  2019年 城戸晃一監督 日本語、イタリア語字幕)

2011年に大量の日本関係の古文書がバチカン図書館で発見されました。1929年に来日したイタリア人宣教師マリオ・マレガ神父が、布教地の大分県にて収集し、ローマに送った、通称「マレガ文書」です。1万4千点を超える古文書は、江戸時代の豊後臼杵(うすき)藩におけるキリシタン統制に関する記録でした。マレガ神父のキリシタン研究の意味を、資料や新聞記事、関係者の証言等から明らかにする30分のドキュメンタリーです。近年、文書の価値だけでなく、マレガ神父の業績が再評価されています。

<謝辞>
「マレガ文書 時を越えて(第2集)」イタリア語版作成にあたり、プリンストン大学名誉教授コルカット・マーティン氏、コルカット盛永暁子氏、両名から多大なるご援助を頂戴致しました。

参考: 日本とバチカンの過去から未来をつなぐマレガ文書の世界

支倉常長一行ローマ入市の行程

©matronFILM  

©matronFILM

©matronFILM

©matronFILM

マレガ文書 ときを越えて(第2集)<改訂版>”より
(©matronFILM  2019年 城戸晃一監督)